道 南 五 霊 場 の ひ と つ
「賽 の 河 原」
(さいのかわら)


積み上げられた石

 島の北端にある道南五霊場のひとつに挙げられる「賽の河原」は、海難犠牲者、幼少死亡者などの慰霊の地です。
  ここには、幼くして無くなった子供の冥福を祈る地蔵(地元では石小法師と言う)が無数奉られていて、海岸には石を何重も積み上げて造られた石の塔が並んでいます。

  仏教の一説によると、現世と冥土の間を流れる三途の川の河原に「賽の河原」があります。 親より先に亡くなった幼児は、極楽には行けずにこの河原に留まり、父母の名を呼びながらひとつひとつ石を積み上げていくそうです。 身の高さまで積み上げ終わると、そこに鬼がやって来てそれを崩してしまいます。 幼児は泣く泣くまた石を積み上げていくのです。 それをみかねた地蔵菩薩が現れて、幼児は救われるそうです。

 観光の際は、その旅の安全を祈って、この河原で石を積み上げてはいかがでしょうか。

横に並んだ石小法師